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まざる、住まう、はたらく、団地共生イノベーション

事業・評価の概要

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プロジェクト名称 まざる、住まう、はたらく、団地共生イノベーション
代表提案者 社会福祉法人京都福祉サービス協会
共同提案者 京都市都市計画局住宅室住宅管理課
対象地域 京都府京都市
選定年度 2024年度
事業タイプ 課題設定型
事業概要

 対象地域の市営住宅は、交通利便の良い立地だが、高齢化率が7割超と非常に高く、空き住戸が多く発生している。
 本提案は、市営住宅の空き住戸を目的外使用して、若年の介護従事者向けの住まいとして改修整備するとともに、団地の敷地内にコミュニティファームを整備し、高齢者の生きがいづくりと地域コミュニティの形成を目指す。また、同敷地内にシェアセニアカーのシステムと充電スポットを整備し、高齢者の移動を補完する仕組みも構築する。
 住戸の改修整備は、市内の8大学と連携し、改修計画及び改修後の住まい方の調査を行う。また、コミュニティファームやシェアセニアカーの運営についても、実証実験や検証等実施し、他地域での展開や普及に役立てる。

概要資料 概要資料(PDF)

評価概要(評価委員会での評価)

 市営住宅の空き住戸を活用し、多様な主体の参画を促し、団地の課題解決に繋げる提案は、チャレンジ性が高い。また事業の企画・設計段階から取組内容が練られ、事業の堅実性を期待できる。事業を進める中で自治会や既存居住者との関係に配慮し、相乗的展開を期待したい。
 一方、高齢化する公営住宅に、若年の介護従事者を住まわせることは、介護従事者に、日常的に仕事の延長として高齢者への関わりを求めることになることが懸念される。そのため、代表提案者は予め取り決めや仕組みを考え、介護従業者との契約等に反映させることを意識されたい。

備考

※事業概要や評価概要等は選定時の内容であり、実際と異なる場合があります。

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