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がんや難病、障害を持った方も最期まで自分らしく暮らせるヴォーリズの「我が家」

事業・評価の概要

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プロジェクト名称 がんや難病、障害を持った方も最期まで自分らしく暮らせるヴォーリズの「我が家」
代表提案者 公益財団法人近江兄弟社
共同提案者 近江八幡市、関西学院大学人間福祉学部森藤ちひろ研究室、 株式会社シティコミュニティサービス
対象地域 滋賀県近江八幡市
選定年度 2024年度
事業タイプ 事業者提案型
事業概要

 昨今、がんや神経難病、障害を持った方が住み慣れた住まいで最期まで自分らしく暮らす環境が望まれているが、これら対象者が暮らせる、医療体制が整っている住まいは、「施設」が大半となる。本提案の対象地域には住宅型有料老人ホームもなく、家族の支援が乏しい状況で入退院を繰り返す方々も増え、孤独死・独居死を迎える事案の増加は社会不安につながっている。
 本提案では、旧病棟の一部を医療依存度の高い難病の方、重度の要介護の方等向けの住宅に改修し、教育機関等とチームを組んだ官民学連携体制を構築し、社会参加機能、多世代共創機能を充実させる。以上を通じて、高齢者や医療依存度の高い方、障害者が、地域で最期までその人らしく暮らせる「住まい」の実現を目指す。

概要資料 概要資料(PDF)

評価概要(評価委員会での評価)

 代表提案者の組織力を総動員し、地域の多方面の主体と連携する提案は、事業の堅実性が高く、地域への波及効果が期待できる。また歴史ある建物を活用し、地域貢献する提案としても大いに期待できる。地元自治体にも積極的に働きかけながら、地域に根差した事業展開を期待したい。
 一方、本提案は、従来の緩和ケア病棟や重度者向け有料老人ホームの取組みに類似している。今回の枠組みだから実現できる社会参加や交流を堅実に展開することに併せ、住宅としての枠組みで役割を果たすことに期待したい。
 

備考

※事業概要や評価概要等は選定時の内容であり、実際と異なる場合があります。

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